LinuxでのHDDのフォーマット方法
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CentOS7にHDDを追加した時のHDDのフォーマット方法
多分他のディストリビューションでも同じはず
パーティションテーブルの作成
HDDのフォーマットはfdisk
かparted
で行える
なので基本的にはparted
を使えばいいと思う
fdisk
ディスクの確認を行う
今回は/dev/sdb
にパーティションテーブルを作成する
$ sudo fdisk -l | grep "Disk /dev/" Disk /dev/sda: 60.0 GB, 60022480896 bytes, 117231408 sectors Disk /dev/sdb: 2000.4 GB, 2000398934016 bytes, 3907029168 sectors
以下でパーティションテーブルの作成を行う
$ sudo fdisk /dev/sdb
まず,d
(パーティションの削除)を実行し,不要なパーティションがある場合は削除する
パーティションがなければNo partition is defined yet!
と出力される
コマンド (m でヘルプ): d Selected partition 1 Partition 1 is deleted コマンド (m でヘルプ): d No partition is defined yet!
n
(新規パーティションの作成)を実行する
コマンド (m でヘルプ): n Partition type: p primary (0 primary, 0 extended, 4 free) e extended
通常のデータ用HDDとして用いる場合は
partition type
を変更する必要はないのでp
を選択
Select (default p): p
複数のパーティションを作成する場合はそれに合わせて以下の値を変更する
1つのパーティションしか作成しない場合はすべてデフォルト値を使用する
パーティション番号 (1-4, default 1): 1 最初 sector (2048-3907029167, 初期値 2048): 2048 Last sector, +sectors or +size{K,M,G} (2048-3907029167, 初期値 3907029167): 3907029167 Partition 1 of type Linux and of size 1.8 TiB is set
w
(パーティションテーブルの書き込み)を実行する
コマンド (m でヘルプ): w パーティションテーブルは変更されました! ioctl() を呼び出してパーティションテーブルを再読込みします。 ディスクを同期しています。
parted
ディスクの確認を行う
今回は/dev/sdb
にパーティションテーブルを作成する
$ sudo parted -l | grep "ディスク /dev/" ディスク /dev/sda: 60.0GB ディスク /dev/sdb: 2000GB
以下でパーティションテーブルの作成を行う
$ sudo parted /dev/sdb GNU Parted 3.1 /dev/sdb を使用 GNU Parted へようこそ! コマンド一覧を見るには 'help' と入力してください。
ディスクラベルを設定する
(parted) mklabel 新しいディスクラベル? gpt 警告: いま存在している /dev/sdb のディスクラベルは破壊され、このディスクの全データが失われます。続行しますか? はい(Y)/Yes/いいえ(N)/No? Y
新規パーティションを作成する
パーティション名は設定しないため,空エンター
(parted) mkpart パーティションの名前? []? ファイルシステムの種類? [ext2]? ext4 開始? 0% 終了? 100%
parted
の終了
(parted) quit
ファイルシステムの作成
/dev/sdb1
をext4
でフォーマットする場合は以下のコマンドで実行できる
$ sudo mkfs -t ext4 /dev/sdb1